E PZ 18-105mm F4 G OSS

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【作例付き】「動画用レンズ」は静止画の夢を見るか?

E PZ 18-105mm F4 G OSS

α6400+SIGMA16mmを駆使しての動画配信イベント、初回は無事に終えて、目下第2回に向けてもろもろの改善(とりわけ音声面)を行っているところです。

で、機材投資が仕事を呼んでくれたのかどうかわかりませんが、別のクライアントさんからも自社公式YouTubeに載せる製品案内の動画の新規の依頼が先月あったりしまして、このコロナ禍にあって動画が新たなビジネスに育ってくれそうでありがたやです。企業向け動画の仕事自体は以前から幾度かはありまして、もっぱらPanasonicのGX8で撮っていたのですが、α6400のある今、業務で撮る動画には(シチュエーション的に可能なのであれば)α6400を投入してみたいと思っていたのですが、今回のご依頼内容というのがもううってつけで、基本三脚で、ライティング決めた室内で撮れるという内容でしたので、実は動画配信イベントに先んじてα6400、仕事でデビューしていたという次第。ただ、EマウントレンズがまだSIGMA16mmしかなく、内容的にズームレンズが必要でしたので標準域の、できればF値が変わらないズームレンズを探してみたところ、フルサイズでしたらタムロンにもいいのがあるんですがAPS-Cだと選択肢が限られますね。結局これにしました。

E PZ 18-105mm F4 G OSS。「万能レンズ」「便利レンズ」という、それ褒めてる?という称号をほしいままにしているレンズですね笑

少なくとも静止画描写においては、突出した個性のあるレンズではないと思います。なんだか皆さんそう言います。実際使ってみて僕もそう思いました。「普通」です。湾曲もそれなりにあります。ただし動画撮影においては確かに「便利」で「万能」ですね。OSSが効きますので手ぶれ補正のないα6400を補ってくれますし、オートフォーカスも早い。F値が変わらないのも強みです。静止画ではどう褒めたらいいのか語彙に苦慮する「普通の描写」も、こと動画となるとありがた味に変わります。今回はLog撮影はせずビデオガンマで撮って、Premiere Pro上で軽く色調調整しただけですが、クセも暴れもなくちゃんと撮れてる普通の素材ほどありがたいものはないのですよお仕事の撮影では。なるほど皆さんが「動画撮るならこれ買っとけ」と推すのもわかります。あと安い!(これ大事)

・35mm判換算焦点距離:27-157.5mm・最短撮影距離:0.45m(ワイド端)/0.95m(テレ端)・最大撮影倍率:0.11倍・フィルター径:φ72mm・大きさ:最大径φ78mm、全長110mm・質量:約427g・対応撮像画面サイズ:APS-Cフォーマット専用

経験ある方はおわかりだと思いますが、撮影現場ってのはとかく慌ただしくなります。自宅で設定をじっくり追い込みながら丹念に好きに撮る、みたいなのとは進行が違って、はい次はい次、とこなしていく必要があるケースが多いんですね。なのであんまりデリケートなチューニングに頼らずともきちんと失敗なしに撮り切るということもどうしても必要になります(もうマニュアルモードでシャッタースピードとF値は固定して、ISOだけで明るさ調整しちゃう、みたいなことも実際あります)。そんな中で「ちゃんと撮れている」という安心感の得られるこのレンズは、もっと評価されてもいいのになと思わなくもありません。僕の初仕事もしっかりこなしてくれました。

と、ここまでが動画の話。このレンズのレビューのほとんどが「動画に最適」みたいなのばっかりなのでなんだかこれで静止画撮っちゃいけないのかなとさえ思えてくるのですが、その辺どうなのか、今日、α6400につけて羽田空港に行ってきました。

静止画やいかに?

まずは広角端(24mm相当)。うむ、普通に撮れてます。

望遠側。普通に撮れてますね。

5ヶ月前くらいに羽田に来た時と比べると人が増えましたかね。でもまだまだ、羽田本来の活気にはほど遠い。なにしろ、空港に満ちているべき「喜び」や「わくわく」がない。このコロナってやつに対して、僕らが日常を取り戻すにはまだまだ時間がかかるのかな。

窓辺。普通に撮れてますね。普通普通うるさいわもう。

「寄れない」という声もちらほら聞いていたんですが、いや普通にテーブルフォトも撮れますよ。広角端ではなく35mm相当くらいで撮った1枚。ケバブ美味しかったです。

これなんかはいい味わいですね。ややアンダーになりましたがそれも含め今回のお気に入り。

「普通に撮れる」ことの偉大さ

ということで、Macで写真開いてみて「おお」と感嘆の声をあげることもなければ、なんじゃこりゃと失望することもありませんした。えーと、どうしようかな、ほんと普通なんです。いい単焦点レンズ付けて撮るほうが楽しいでしょう、それはもう確実に。ただですね、さっきも申しましたが、いろんな状況、コンディションが混在する現場において、1本で、ちゃんと普通に撮ってくれる機材ってのは本当に偉大だと思うんですあたくし。なのでこのレンズに関しての「万能レンズ」「便利ズーム」という称号は決して個性がないという意味でのdisった表現ではなくて、言葉のままに、表裏なく受け止めるべきと思う次第であります。なんでこんなに気を使わにゃならんのでしょうか疲れるじゃないですか。

とは言えスナップ撮りのお供にわざわざこれを持っていったりはしないかな。スナップ時にもし便利ズームが欲しいならLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH.ってのを持ってるわけです。なのでボディーもマイクロフォーサーズのGX7mk2にして、より小さくまとめるかな。

E PZ 18-105mm F4 G OSSは今のところ、APS-Cフォーマットでの動画撮影時にご登場願う感じになるかと思いますが、その局面は今後多くなっていきそうな雰囲気です。ガシガシ使っていこうと思っています。

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