MacBook Pro、加えてカメラ
移動自粛も解除になり、在宅での仕事にすっかり慣れてしまってはいるもののぼちぼちオフィスへ通う日も増えてきました。
ということで通勤用にリュックを新調しました(こうやって、別に誰に言い訳する必要があるわけでもないのにいちいち買い物に理由をつけるのがガジェット好きの特徴です)。
お仕事の時は基本、レザー製のトートバッグを使っています。容量も多いし気に入ってるのですが、なにせ肩がキビシイのです。肩が。
13インチのMacBook Proを常時持ち歩くようになってからは、まずその本体重量である1.37kgとカバンの自重を足したものが「基礎重量」になるわけです。トートバッグいま測ってみましたら700gでしたので、Mac以外になにも持っていなくても2kg強くらいの重さが右肩に食い込むわけです。
このブログ見にきてくださってる方の多くはカメラ好きだと思いますのでその重さをカメラで例えるなら、CanonのEOS 5D Mark IVにEF24-70L II USMレンズとクリップオンストロボ470EX付けたくらいになります。わかりづらいな。
当然ながらトートバッグにMacBook Pro「だけ」を入れて歩くなんてことはないわけで、ポータブルSSDやアダプター、ノートにペンに折り畳み傘や通帳などなど、デフォルトの装備があります。この段階でかなりなことになってくるわけですが、その上、なんたってカメラも持ち歩きたいわけです。
デフォルト装備だけで担ぐ時についうっかり「よっこらせ」とか声が出そうになる重量なのに、そこにカメラを加えるとなると、もうGRとか、300gくらいのコンデジ以上は持ちたくなくなってくるんですね。けどカメラ以外の荷物の重さが理由で持ちたいカメラを持ち歩けないというのはやはり悲しい。そのために僕はこのブログでも持ち物に関して「軽さは正義」とことあるごとに繰り返しのべてきていて、カメラシステムの軽量化も図っているわけですし、単焦点レンズつけたLUMIX GX7 MK2やSONYのDSC-RX1RM2くらいだったら、ためらわずに持ち歩きたいわけですよ。
とは言えMac持たずにオフィスに行ってもせつない1日になることでしょうし、削りようのない重量はもうしょうがない。となればもう「楽に担げる」カバンを探すしかなく、それは必然的にリュックになるわけです。

で、こんなの買いました。
カメラバッグ型のリュックは元々ひとつ愛用しているのがありまして、それがこちら。

HAKUBAのカメラリュック「ルフトデザイン ブロス バックパック」というやつで、現在はもう廃盤になっています。後継型もないみたいですね。ボクシーな形状で“リュックリュック”していないので仕事の時にも使いやすく、取材撮影絡みの出張なんかにはこれを使っています。サイドから収納部にアクセスできる構造も非常に便利です。ただ、この写真で見るよりもかなり厚みを感じる造りになっていて、日常、電車乗ってオフィスに…というには少しだけ大仰だったんです。
同じようにサイドからカメラを取り出せるスタイルでなおかつバッグ自身が軽量コンパクトなやつ、を探していて見つけたのがELECOMの「off toco 2STYLE ノートPCポケット」。


サイドポケットのファスナーにはこんな感じで取手(?)がついてて、ワンアクションでガッと開けることができるんです。でも中身がそれでボロンと落ちる心配はなく、フラップがマグネットで開口部を塞いでいるので、それをカポっと開いて中身を取り出すということになります。

こんな感じ。下部荷室の中仕切りの付け方次第で、レンズを付けたフルサイズの一眼レフでも充分入るでしょうね。
サイドからアクセスできるとこの便利さについては、同梱されていた取説をお見せするほうが話が早そう。

こういうことですね。

その他、各部収納は↑こういうことですね(仕事放棄)。
この際(どの際)、TUMIあたりのいいリュック買おうかなとも思ったのですが、どうもやはりリュックで仕事に行くのは打ち合わせ等のない、ハレの日ではないケ(褻)の日、スニーカーで行く日限定になるだろうなと思いましたので、ややカジュアル寄りなものを選んでみたという次第。個人的には内部素材の黄色が、どうかな、という感じですが、全体の質感はお値段以上な感じで悪くないですし、なにより背負い心地がいいです。
色は、AMAZON等に掲載されている写真より赤味が少なくどちらかと言えば色相的には緑寄りの紺、です。CMYK値でいうとC100 M65 Y30 K20、くらい。しっかりとした生地感があります。
持ち出してこそ
前回の記事で書いたSONYのDSC-RX1RM2。せっかくのこいつを、そういえば最近さっぱり使っていないなと思ったのが今回リュックを買うことになった理由の発端です。旅行の時だけじゃもったいない。カメラは、持ち出してこそ、ですよね。
